洋平 真焼菊底平形青後手茶注(木)

小西洋平の作品 1941年常滑市に生まれる。父は陶工友仙。

戦後の常滑焼の茶器を新しい技法で開花させた父小西友仙から受け継いだ創造性は80歳になった今でもきらきらとした夢を持ち、実現させることに情熱を注いでいらっしゃいます。その作風は強烈な個性を発揮して斬新なデザインの急須を数々創りだしています。菊型の形も末広がりに安定感があり、この急須には特別な魅力があります。薪窯での魔法にかかり左右で景色が違います。青色にも赤銅色にも見えます。小西洋平氏の観る者、使う者の視線がうばわれてしまう作品の一つです。

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